実は当サイトはShinjiruのサーバーを利用しています。比較検討した挙句にShinjiruにしたわけです。
なぜ数ある海外サーバーの中からShinjiruを選んだのか?Shinjiruの特徴、メリットやデメリットなどを具体的に紹介します。
Shinjiruをざっくり紹介する
まず本題に入る前に。「Shinjiru(シンジル)」って名前が気になっちゃうと思うんですが、これサポートさんに質問してみたんですよ。そしたら「英語のBELIEVEやTRUSTという意味です」とのこと。やっぱり日本語の「信じる」が由来でした(笑)。
Shinjiruはマレーシアの会社なのになぜ日本語なんでしょうね(そこまでは聞かなかった)。日本と資本関係とかないはずなんですが・・・。まぁ日本でも全く関係ないのにフランス語の店舗名をつけたりするからそんなノリかもしれませんね。
・・・さてさて本題です。
Shinjiruはマレーシアのクアラルンプールに拠点を置くオフショアホスティングです。オフショアホスティングについてはこちらの記事で詳しく解説していますが、顧客のプライバシー保護や表現の自由を守ることを宣言しているホスティングサービスです。
特筆すべきなのは1998年に会社が設立されていること(オフショアホスティング事業は2000年から)。オフショアホスティングとしては世界でもトップクラスに長い歴史を持つ会社です。実際、エンジニアだけでも50名以上在籍しているそうなので、かなり大きな会社です。
顧客満足を向上させるための品質マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO9001」を取得している世界で唯一のオフショアホスティング会社でもあります。
オフショアホスティングは運営元の実態が不透明なところが非常に多いなかで、Shinjiruはかなり信頼できる会社だと言えます。

それでは以下、もう少し詳しくShinjiruを批評(レビュー)していきます。
なぜShinjiruを選んだのか
当サイト「海外サーバー批評」はShinjiruのサーバーに設置しています。
最初は今まで利用してきて一番満足度の高かったA2 Hostingにしようかと思ったんですが、海外サーバーを批評することをテーマにしたウェブサイトなのだから新しいサーバーを利用することにしたんです。
で、前々から興味があったオフショアホスティングに絞ってリサーチして、もっとも信頼性の高く性能も良さそうなShinjiruを選びました。
決め手を具体的に挙げると、
(1)運用歴の長さ
(2)英語圏でクチコミ評価が高い
(3)価格が良心的
(4)サーバーを8カ国に設置
上から順番に優先度が高い感じです。
やはり運用歴の長さは非常に重要な要因でした。というのも、オフショアホスティングや防弾サーバーについて時間をかけて調べてみたところ、稀にですが突如サービス停止してしまうホスティング業者があることを知りました。
サーバーが一時的にダウンしちゃうとかじゃないですよ?サービス停止ですからね。廃業ってことです。それめっちゃくちゃ困るじゃないですか。
Shinjiruは運用歴が長く、英語圏のクチコミも良かったです。組織も大きく大企業とのパートナーシップも結んでいて信頼性を感じました。それでいて価格は良心的だったので、色々とオフショアホスティングを吟味したんですが、最終的には「Shinjiru以外には選択肢がない」ってなりました。
Shinjiruの共有サーバープラン
Shinjiruには共有サーバー、最強保護共有サーバー、専用サーバー、VPN、Wordpress特化サーバーなど様々なタイプのプランが用意されています。ここでは最も利用者が多そうな「Strongbolt Offshore Web Hosting」を紹介します(もっと安いプランでもあります)。
最安値のBasicプラン
設置サイト:1
データ容量:100GB
メールアドレス:25
MySQL:1
月額料金:9.95ドル(3.95ドル)
一番人気のSuperiorプラン
設置サイト:2
データ容量:250GB
メールアドレス:50
MySQL:無制限
月額料金:12.95ドル(4.95ドル)
最上位のUltimateプラン
設置サイト:無制限
データ容量:無制限
メールアドレス: 100
MySQL:無制限
月額料金:14.95ドル(6.95ドル)
※月額料金のカッコ内は36カ月契約をした場合です。
詳しくはShinjiruの公式サイトを参照してくださいね。
Shinjiruのメリット
Shinjiruのメリットをずらっと紹介しますね。
- 世界8か所にサーバー設置
- DDoS攻撃の防御
- LiteSpeedテクノロジー
- 過去の稼働率99.999%
- 365日24時間サポート
- アダルト可
- 無料のSSL証明書
- CloudFlare簡単導入
- ハッキング防止機能
- ビットコイン決済
- 自動バックアップ機能
- 個人情報を伝えず契約可能
- 歴史が長い
- 30日間の返金保証
ざっとこんな感じですかね。当然、オフショアホスティングですから表現の自由やプライバシーの保護を大切に考えてくれています。
Shinjiruのデメリット
デメリットは2つあると思います。
まず第一に「日本語に対応していない」ってこと。まぁこれは仕方がないですね。日本語に対応している海外サーバーは稀です。
まったくの初心者ならオススメしませんが、過去に日本語のサーバーを利用したことがある人なら、かなりの部分は感覚的に理解できますよ。困ったことがあればGoogle翻訳を使ってサポートに頼ればいいです。
二つ目は「価格がやや高い」ということですね。ただし、オフショアホスティングの中では良心的な部類だと思います。
正直それくらいしか思い浮かばないんですよね。オフショアホスティングや防弾ホスティングって、高額だったり機能的に癖が強かったりサポートが薄かったりするんですが、Shinjiruには穴がありません。
Shinjiruを使ってみてどう?
当サイトが利用しているのはShinjiruのWORDPRESS専用サーバーです。SSDをはじめ、WordPressに最適化されたサーバーだそうです。
それで使ってみてですが・・・。
実に快適です。何の問題もない。何度かチャットサポートのお世話になったのですが、親切に対応していただきました。
あなたに逆に質問したいのは、『日本からの表示スピードはどうですか?』ってこと。
このサイトは表示スピードに難があると言われているWordpressテーマ「ストーク」を利用しています。プラグインも沢山いれちゃっているので遅くなりがちです。
それでもページの表示スピードにストレスを感じることは無いと思います。結局それが一番うれしいです。
追記:Shinjiruのテクニカルサポート is 神
素晴らしいサポートを受けたので追記します。
要点を言うと、タダでWordpress引っ越し作業をしてくれました。
Shinjiruのサーバーを実際に使ってみたところ好感触だったので、手持ちのウェブサイトをShinjiruに引っ越すことにしたんですね。エックスサーバーからの引っ越しです。
ただし、そのウェブサイトは運用歴も長くデータ容量も大きいものだったため、引っ越し作業に難儀したんです。ネット検索してみたら有料のWordPressの引っ越し代行サービスなんてものもあるので(3万円)、そちらのお願いしようかなと思ったくらいです。
でもそれまでのShinjiruのサポートが素晴らしかったので、念のためにShinjiruに頼ってみました。その結果、テクニカルサポートが難儀な引っ越し作業を代行してくれました。
リモートデータベースサーバーだったのを設定し直してくれたり、Let’s Encryptでのhttps化をしてくれたり、とにかく面倒くさい作業だったのは確実です。それを追加料金なし(つまり無料)で対応してくれるんですから信じられませんよ。
Shinjiruのテクニカルサポートは控えめに言って神です。大変すばらしく大変心強いですよ。惚れました。
Shinjiruを利用しているサイト
繰り返しますが当サイトはShinjiruを利用しているんですが、その他のShinjiruのサーバーを利用しているウェブサイトを紹介しますね。
東芝テック・マレーシア

東芝テックはあの東芝の関連会社で、デジタル複合機(プリンタ)やPOSシステムなどを扱っている会社です。そのマレーシア法人のHPはShinjiruのサーバーを利用しています。
Anonymous Japan

国際的ハッカー集団「Anonymous(アノニマス)」の日本支部ホームページはShinjiruのサーバーを利用しています。プライバシーや匿名性を重視する方にとっては「アノニマスも利用しているサーバー」というのはグッとくるかと思います。
大企業からハッカー集団まで利用しているって振り幅がすごいですよね(^_^)
海外SNSでのShinjiruのクチコミ
海外SNSで見つけたShinjiruのクチコミ評価を紹介します。翻訳が下手糞ですいません。
Shinjiruのレビュー結論(オススメか?)
あなたが海外サーバーを探しているならShinjiruは良い選択だと思います。強くオススメします。
特にアダルトコンテンツを扱っているような人は安心して運営できるんじゃないでしょうか(児童ポルノは禁止ですよ)。一般的な海外サーバーと比べて、表現の自由や顧客のプライバシーが守られていながら、サーバー性能やサポートは優秀です。
東芝みたいな大企業からアノニマスのようなハッカー集団までもがShinjiruを選びました。あなたにとっても最高のサーバーになると思います。
もし必要であればコメント欄からわたしに質問をしていただいても構いません。わかることなら答えます。まずはShinjiruの公式サイトで詳細を確認してみてください。
以上、今回もありがとうございました。
shinjiruのプラン名がBudget Offshore Hosting 3.95$
Strongbolt offshore Hostingになっています。
謎の博士のサイトはどちらのプランになりますか?